働く人インタビュー①野口さん
今月号では、Berry’s Batonで働くスタッフのインタビュー記事をお届けします。記念すべき第一回目に登場するのは、入社2ヶ月目(取材当時)の野口寛太さんです。
いよいよ今年のいちごの出荷シーズンが近づいてきましたが、Berry’s Batonではどんな動きがあるのでしょうか?実際の仕事の様子や、いちごの栽培に携わる人々について知るため、今回特別に取材してきました!
▲野口寛太さん
ーベリーズバトンではどのようなお仕事をされていますか?
今は定植までの苗の管理をしています。水かけや苗の調整、葉かきを行ったりして苗を管理しています。あとは定植(育てた苗を植えていく作業)に向けて、ハウス内の設備を整える作業を行っています。5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)に力を入れようということで、倉庫整理などを行ったりもしています。 まだやっていない作業もたくさんあるので、勉強をたくさんして、年間を通した作業を覚えていきたいです。
ー入られたのが7月・・・2ヶ月前とお聞きしました。
そうなんです。イチゴ作りを学びたいと思って、ネットで調べていたらベリーズバトンのページが出てきたので、そこで活動などを見ました。見ていく中で、ここにしようと決めました。農業に携わりたいと考え始めて、いろんな勉強会とかに出ていた頃でした。特にイチゴ作りには興味がありました。
ーもともと農業に興味を持ったきっかけは?
前職は消防士をやっていたんですけれど、辞めたタイミングで知り合いのお米農家に手伝いに行ったのが農業に興味を持ち始めたきっかけです。「収穫人で足りないから来て」と、お手伝いで行き始めたのがきっかけです。
ー前職は消防士をされていたんですね!
小学校から高校までは野球をずっとやってて、高校卒業してからは工場に2年間勤めて、工場で働きながら公務員試験を受けました。そこで受かって、3年ぐらい消防士として働いてました。その後はリゾートバイトで沖縄に行って、こっちに戻ってきて、今ベリーズバトンの方で働かせていただいてます。リゾートバイトは8ヶ月くらい沖縄に住んでました。
ー行動力がめちゃくちゃありますね。
考えたら考えるより行動している方ではあるかもしれないです。夏場の時期の仕事は特に、ハウス内が暑いので、今までやってきた野球や仕事の経験を活かして、体力勝負できる方ではあるのかなと。まだ先輩方にはかなわないのですが。
ーこれからの時期、忙しくなりそうですね。
まだ収穫時期に入ったことがないのでイメージわかないんですけど、意外と収穫って1ヶ月後とか2ヶ月後とか・・・10月末ぐらいからは獲れるみたいです。
▲定植の様子
ーめちゃくちゃ早いですね!
いっぱい取れるかはまだわからないんですけど、そんなにすぐ成るんだ!と思いました。自分も楽しみです。苗から育てたので。初めての感覚じゃないですけど、すごく苺の実が成るのが楽しみです。
ーちなみにベリーズのイチゴは食べたことありますか?
実はまだないんです(笑)・・・早く食べてみたいです!!
ーこれからもお仕事頑張ってください!
1年間1年間を通した作業をきっちり覚えて、良いいちご作りに貢献できるように頑張っていきたいと思います。趣味の野球も、怪我なく仕事に影響が出ないくらいに頑張りたいと思います(笑)
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甘くて可愛らしいいちごですが、実際の作業は体力と根気が求められる仕事であることが分かりました。取材時にはハウス内が非常に暑く、野口さんは「こうした環境の中で日々働いています」と笑顔で語ります。前職での経験や野球で培った体力が、今の仕事でも大いに役立っているようです。 スタッフの皆さんが丁寧に育てる一粒一粒のいちごには、きっと情熱と愛情がたっぷり詰まっているのが伝わってきました。次回もどうぞお楽しみに!